室内環境が快適に夏涼しく冬暖かく過ごせるようにするため、
1)通気
2)断熱
3)遮熱
4)冷暖房設備
にこだわり、一年を通じて快適に暮らせるように設計しています。
1)通気
壁と屋根は通気工法を採用しています。
屋根面は二重タルキ工法とすることで通気層を確保しています。
温度上昇を5度ほど抑えることができると考えられています。
2)断熱
断熱材は冷暖房の効き、ランニングコストに直結するので、予算の許す限り性能をよくしています。
壁の断熱材は予算に合わせて高性能グラスウール16k100~190mm、若しくはウッドファイバー100mmを使用しています。
屋根面断熱は予算に合わせて高性能グラスウール16k240~300mm、若しくはセルロースファイバー240~300mmを使用しています。
3)遮熱
夏場の熱射を遮る目的で透湿防水シートに遮熱コートされたものを使用することがあります。
携帯電話などの電波障害が起きることがあるので建物全面ではなく、屋根面、外壁東西面(朝日西日対策)に貼っています。
4)冷暖房設備
冷暖房はともにエアコンを標準で考えています。また床下にエアコンを設置し床下全体を温めて快適に床暖房にする床下エアコン工法とすることもできます。
最近の夏は30度を超えるような真夏日、猛暑日が増えています。その暑さは家自体、特に断熱材に熱を蓄えてしまい、夜になって放熱するという現象がおきます。そのため冷房は必須となっており、ランニングコスト、イニシャルコストともに安いエアコンを標準としています。
断熱性能をよくすることで能力の小さいエアコンでも家全体で冷房が効くように設計します。